介護職で求められるアピールポイント

就職試験の際には、書類審査でも面接試験でも必ず聞かれる質問が、志望動機と自己PRというものです。これらの質問により、採用担当者は仕事に対する熱意や考え方を把握し、応募者はどのような性格をしており、仕事にマッチするかどうかを判断しています。さまざまある仕事に対して、向いている人というものはさまざまです。そのため、自己PRでアピールするポイントというものも、それぞれ異なります。

例えば、介護の仕事における就職活動では、自己PRをうまく行うためにはいくつかのコツがあります。そのコツをつかんで自己PRを行うことで、採用への道が大きく開ける可能性も高まります。今回は、介護業界のニーズに合ったアピールポイントを紹介します。

まずひとつめのアピールポイントは、体力面に自信があるという点です。介護の仕事というものは力仕事が非常に多く体力を消耗する仕事でもあります。そのことを考慮して、体力面に自信があること、学生時代の体育経験などを盛り込みながら話すことはひとつのコツとなります。

ふたつめが世話好きな性格をしているということです。介護の仕事とは、人の世話をすることであり、そもそも性格が向いていなければ苦痛になってしまいます。介護は対人の仕事でもあるので、性格的に向いているかどうかは非常に重要な要素です。

そして、最後に気配りができるかどうかもアピールポイントとなります。利用者さんの中には、上手に自分の気持ちを言えない人もいます。そうした人のわずかな変化を汲み取り、お世話ができる人は、介護施設にとって非常にありがたい存在となります。